『スニーキー・ピート』第1話・第2話 感想/ネタバレ

第1話あらすじ

ある詐欺師(ジョヴァンニ・リビシ)は残忍なギャング(ブライアン・クランストン)に追われている。そこで彼は身を隠すため、刑務所で同じ房にいたピートのふりをして、ピートとは長い間、疎遠になっていた彼の家族の所に身を寄せる。和気あいあいとした家族ではあるが、彼らは問題も多く抱えている。そして詐欺師は自分の問題に加えて、その家族の問題も抱えることになり、危機に直面する。一方で彼は今まで経験したことのない家族の愛情にも触れる。

見始めた理由

まず最初に今回なぜこの作品を見始めようと思ったかを説明しようかと思います。

海外ドラマシリーズは長く続いていくものが多く、

流行っているシリーズを今から見始めようとすると膨大な時間を消費することになります。

それを嫌いサクッと見れる新規シリーズのこちらなら!ということで見始めました。笑

というのが理由の1つでもあるのですが、

最も大きな理由としては『ブレイキングバッド』のブライアンクランストンがプロデューサーとして携わっているという点に興味を惹かれたからです。

(『ブレイキングバッド』自体はシーズン3くらいまでしか見てないですが…笑)

なにやらこの作品契約条項には毎話必ずブライアンクランストンを出演させるという項目あるらしいです。

今のアメリカ海外ドラマにおいてそれだけ絶大な支持を集めているということですね。

よく知らないけど凄いじゃないかクランストン!

そんなクランストンが毎話どんな登場の仕方をするのかも楽しみに拝見していこうと思います。

ジョバンニリビシという俳優

この作品の『スニーキーピート』の主役を演じるのはジョバンニリビシという俳優さんです。

聴きなれない名前なので海外ドラマを中心に活躍している方なのかなと思い調べて見るとそんなことはなく、

『プライベートライアン』や『テッド』シリーズなどの映画に出ているようです。

『テッド』シリーズに出ていたと聞くとなんとなく出ていたような気もしなくはないですがやはりあまり印象がない…。

おそらくこれまでは主要キャスト的な立ち位置ではなく脇役を演じることが多かった方なのではと思われますし、となると今回は大抜擢と言っていいのではないでしょうか。

そして彼はそんな大抜擢の期待に恥じることなく堂々たる芝居を見せてくれています。

アメリカには実力のある俳優たちがひしめいているんだなということを改めて痛感させられました。

毎度同じようなキャスティングしかできないどこかの国にはぜひ見習ってほしいものです…。

それでは第1話の感想に参ります。

ピートとは誰なのか?

物語は刑務所の中から始まります。

どうやら主人公はなんらかの罪により刑務所に3年間収監されていて、

刑期を終えて出てくるところのようです。

そして同室には良くしゃべるピートという男性がいて過去の話を聞いてもいないのにペラペラとしゃべっています。

そしてピートを残したまま主人公と思しき男性が出ていってしまうので、

「えっ、もうピート出てこないの?」

なんて思っているとその男性はピートの祖父母の家にたどり着き、20年ぶりに再会する人々に

「自分はピートである」と告げるのです。

なるほど、なりすましていく話なわけですね!

それはちょっと面白そう!と内容にも興味を惹かれていきましたが、

僕はその家にたどり着くまでの道中の演出が特に素晴らしかったと思いました。

護送車の中やバーでさりげなく人々を欺いていく演出が巧みで、

この人物がこれまで呼吸をするように詐欺を働いてきたことがその冒頭のシーンだけでわかる。

またその流れの中でスローモーションを使って、主人公の親しみやすい笑顔から他人を欺いた後の無表情への変化を見せるシーン。

この俳優が主演足りえる表情の持ち主だということを表明しているようでとても引き付けられ、

「おっ、この俳優いいじゃん!」

と素直に思わされました。

シリーズ初めのシーンとしてはとても的確で成功していると感じました。

もうそれだけでこのドラマは絶対に面白いと信頼できるような気持ちになりました。

 目論見通りにはいかないバランス

おしゃべりピートの話から祖父母の家が裕福であるように感じそこからピートになりすまそうと考えたマリウス。

でもその目論見は大きく外れ、面倒なことに巻き込まれていくことになっていきます…。

ピートのいとこに警察官がいたり、敵対する組織の人間を保護することになってしまったり、その後の決して順調に進んでいくわけではない展開も面白く、

1話目からしてバディムービーのような様相をなしていく形も非常に良かったと思います。

そして現れるブライアンクランストン!

彼の役どころはなにやら強大なギャングのボスのようでマイルスはそこから多額のお金をだまし取ったみたいです。

そして弟を人質を取られていると。

ということは兄弟ドラマとしても楽しめる要素があるということですね!

この先がますます楽しみになってきました。

それでは引き続き2話の感想を書いていきます。

第2話あらすじ

家業が傾いていき、ピートの祖父母、オットーとオードリーの間に不協和音が生じる。マリウスは、手が焼ける客から保釈手数料を取るためにジュリアにリスクを伴う提案をするが、問題に直面してしまい、2人はオードリーの“熟練の技”に頼らざるをえなくなってしまう。マリウスは、ニューヨークにいるかつての詐欺仲間、ケイティとカロリーナを訪ね、3年前にヴィンスを敵に回すことになったいきさつを回想する。マリウスは自分を尾行する謎の車に気づく。

2話の始まり方

2話の始まり方からしていきなり1番気になっていたギャングのボスとマリウスの間になにがあったのかを描いてくれるあたり気が利いてる!

と思いきやほんの少ししかえがいてくれないケチな手法から今回は始まりました。笑

そして今回はそんな過去をじっくり描いていく回となりました。

現在の時間軸と3年前の時間軸を交互に描いて、

また映像の質感を変えることにより今がどちらの時制かわかりやすくする親切設計もありがたかったです。

3年前にマリウスが何をしたかというと、まぁ簡単に言うと弟のボスにあたるヴィンスから金をだまし取ろうとしてそれがばれてしまったということなのですが、

そこからの逃亡劇というか、逃げ方がとても斬新で素晴らしい発想だなと感心させられてしまいました!

こういうアイデアが2話目にしてポンっとでてしまうあたり海外ドラマが元気な証だなぁとしみじみ思います。

今後もこれに類する発想がポンポン出てきてくれたらとても嬉しいです。

今回のアイデアがどんな感じのものかは見てみてのお楽しみということで。

(こんな感じです。)

軽妙かつ残忍なギャング

そしてブライアンクライストンがやはり素晴らしい。

もっと出番の少ない役なのかと思いきや2話目にしてがっつり登場して場を支配していましたね。

軽妙でありながらマリウスが呼吸をするように詐欺行為を働くのと同じように、

ヴィンスも呼吸をするように何のためらいもなく残忍な行いが人物として見ごたえがあるさすがの演技を見せてくれています。

こちらも毎話どんな芝居を見せてくれるのかとても楽しみであります。

実は1番の曲者?

本作中実は最も曲者と言えるのがピートの祖母オードリーなのではと感じられるシーンが今回随所に出てきました。

マリウスがこっそり夜抜け出していたのにも敏感に気づき探偵とおぼしき人に尾行までさせる徹底ぶり。

でもそれでもピートの不審な行動を警戒しながらもまさかピートが別人だなんて想像だにしない姿はとても入り組んだ構造で面白い。

物語が進むにつれてピートの正体が突き止められてしまう瞬間がくるのかどうかそちらも非常に楽しみです。

物語の最後お金を返さないと弟の指が1本ずつ切られてしまうと焦るマリウスに朗報が入ります。

今祖父母家の金庫には大金が眠っていると…。

次回はその大金をめぐる話になっていくのでしょう。

家の中だけの話になるとちょっと地味になりそうな感は否めませんが、

どういう展開になるのかとても楽しみです!

それではまた次回!

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