第26回日本映画プロフェッショナル大賞

他の映画賞ではなかなか話題にならず埋もれてしまった作品を救い上げるような選出が毎年印象的な日本映画プロフェッショナル大賞が今年も発表になりました。

受賞結果は以下の通りです。

第26回日本映画プロフェッショナル大賞 受賞結果

ベストテン

1位「ディストラクション・ベイビーズ」
2位「淵に立つ」
3位「リップヴァンウィンクルの花嫁」
4位「SHARING」
5位「FAKE」
6位「オーバー・フェンス」
7位「ヒメアノ~ル」
8位「永い言い訳」
9位「団地」
10位「セトウツミ」

作品賞

「ディストラクション・ベイビーズ」

主演女優賞

黒木華「リップヴァンウィンクルの花嫁」

主演男優賞

菅田将暉「セトウツミ」「溺れるナイフ」

監督賞

森達也「FAKE」

新人監督賞

小路紘史「ケンとカズ」

新進女優賞

上白石萌音「溺れるナイフ」「ちはやふる -上の句-」「ちはやふる -下の句-」
間宮夕貴「風に濡れた女」

特別賞

佐野和宏「バット・オンリー・ラヴ」

特別功労賞

荒戸源次郎(長年の功労に対して)

今回の個人的注目点としては佐村河内守を追いかけたドキュメンタリー映画『FAKE』の森達也監督が監督賞を受賞されている点でしょうか。

本作は佐村河内守の真実を描いているという触れ込みから上映初日から連日満員御礼で、上映会場のユーロスペースが身動きが取れないほどごった返す盛況ぶりをみせていたにも関わらず、数多くの映画賞からはガン無視される不遇の扱いを受けていた作品でした。

作品自体もとても面白く、佐村河内への興味本位で観に行った人々を思いもよらない世界に連れて行ってくれる強靭な意志を持った大傑作だったと思います。

同時に豆乳映画、猫映画でもありました。

(どんな映画かは見てのお楽しみ。笑)

このような作品がこうやって日の目を見るということは映画賞においてとても重要なことだと思うので、日本プロフェッショナル大賞にはありがとうと言いたいです。

『FAKE』はもうすでにDVDも発売しレンタルもされているので興味のある方はぜひ見てみてください。

その他の賞で言うと主演男優賞の菅田将暉と女優賞の黒木華は活躍ぶりとは対照的に意外とこういった賞と縁のないキャリアを送ってきていたのでここらで賞を送っておくのもまたいいことだと思いますし、

(リップヴァンウィンクルに関しては綾野剛が飛びぬけて素晴らしかったと個人的には思いますが…。)

新進女優賞も上白石萌音と間宮夕貴という全然ベクトルの異なる二人に与えているのもとても面白いと思います。

上白石萌音の作品一覧に『君の名は。』が含まれていない点や新進男優賞受賞者がいないのもなにか1つの意志のようでこの映画賞らしいなと思います。笑

なお、授賞式が4月13日に東京・テアトル新宿で行われるようですのでもし興味のある方はぜひ1度参加してみてください。

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