『東京女子図鑑』最終話『強欲な女はゲームをコンプリートできるのか?』感想/ネタバレ

最終話『強欲な女はゲームをコンプリートできるのか?』

あらすじ

秋田の実家に戻った綾。代り映えしない街。手に入れたいものもなければ、手に入らないものもない。井の中の蛙でいいじゃないか。東京で出会ってきたたくさんの人たち。自分を成長させてくれたたくさんの街。綾のハッピーエンドは…終わらない人生のドラマ、最終回!

最終回感満載の演出でしたが、そこは一筋縄ではいかないこのドラマ

「あぁそこに収まるのね。」

という予想外かつある意味納得のエンディングだったと思います。

主人公綾は一度秋田に戻るのですが、何もない広大な土地を広い画で大きく見せる画の使い方がとても印象深かったです。

こんなに広く映しているにも関わらずそこには田畑と高速道路しか見当たらない。

僕の地元もそんな感じなのでその風景は懐かしくもあるのですが、

でも画としてこうやって見てみるとなかなか強烈な印象を受けました。

そしてその画の直後に映される東京の風景にこれまたびっくり。

狭い土地に所狭しと軒を連ねるビルやタワーの数々。

改めて東京って異様な都市だなと思わされたのでした。

綾は地元に帰り、観客に自分のことをみじめに思うかを聞きます。

でも僕は綾が全くみじめだとは思わないし、とことん住んだ上での決断なわけで、

そういう決断ができたことはとても偉いと思います。

ズルズルと憧れを抱いて東京を離れることができない人が後を絶たないからこそ東京には人が溢れかえってるわけですし。

しかも綾は立派に仕事をこなしていましたからね。

そんなことを踏まえた上で、

「大丈夫だよ。綾はよくやったよ。」

なんて思っていたら、

かつての恩師に自分が雑誌に載った記事を見せられむせび泣き、

やっぱりあきらめきれず東京に戻っていくというね。

「なんなんだよ!お前!やっぱりしょーもねーな!」

と思わされた次第でございます。笑

っていうかこの人には東京か秋田の2択しかないのかと。

ちょっと両極端じゃないですかね?

他にも素晴らしい都市がいくらでもあるでしょうに。

こうして東京に戻ってきた綾ですが、前回の予告でもちらっと映っていたように一番最初の彼氏と三軒茶屋で再会しまして、

「なんだ結局そこに戻るのか。」と。

「確かに今までの男の中では一番まともな人だったよなぁ。」

「確かに脚本のセオリーとしても一番最初に戻るっていうのが成長を表す表現としてわかりやすいですよね、ふむふむ。」

なんて思っていたらそこは流石のこのドラマ。

そんな安直な結末を見せてくれるはずもなく、

予想外でありながらなおかつ納得の結末を見せてくれました。

ちゃんとそこに向けて前から随所にネタフリをしていたっちゃあしていましたしね!

僕はハッピーエンドなんじゃないかなと思っています。

どんな結末になったかはぜひご覧になってみてください。

非常に見ごたえがあり、こういう女性とは関わりたくないなと心の底から思わせてくれるとても良質なドラマ作品だったと思います。

未見の方も全話揃ったこの機会に鑑賞してみてはいかがでしょうか。

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