TBS火曜ドラマ『カルテット』第6話感想/ネタバレ

あらすじ

ひょんなことから、すずめ(満島ひかり)は幹生(宮藤官九郎)という男性と知り合う。実は幹生は真紀(松たか子)の失踪した夫なのだが、幹生はなぜか諭高(高橋一生)の先輩だと身分を偽る。ある思いから幹生を別荘に招いたすずめは、幹生の靴に防犯用のカラーボールの痕がついていることに気付き…。一方、真紀は、軽井沢で鏡子(もたいまさこ)と再会する。「幹生を殺したのか」と問い詰められた真紀は、ゆっくりと夫婦の過去を告白して──。

2人が同時に別の場所で思い出しながら語っていく回想シーンは今まで見たことのないような演出でとても新鮮でした。

また、双方の考えが食い違っていく様はとても興味深くこの夫婦を描くうえで的確な手法だったと思います。

静かに恋に落ちていく様子を丁寧かつ手早く描写していく中で突然の

台所でのキスシーンを戸棚の脇から撮っているショットがとても素敵でした。

「詩集的なあれなんですけど…。」とお気に入りの詩集を渡す動作には、

自分のことを知ってほしいと思って自分の好きなものを知ってほしいと思う気持ちが溢れ、

「巻真紀になっちゃうけどいい?」

という控えめなプロポーズもその人らしさが溢れていました。

この2人の雰囲気がとても合っていていいなぁと思いながらも、

ただ、その後ダメになってしまう2人を思いながら見ると幸せそうなシーンにも一抹の寂しさが漂っていてとても切なかったです。

また、元カノと再会する場所が渋谷の映画館シアターイメージフォーラムというおそらく日本で最も「濃い」映画が上映されている場所の前だったのですが、それにはとても笑いました。笑

あぁ、この人達は昔から映画が大好きな人でそれが故に意気投合して付き合ったんだなぁというのが一瞬にしてわかったし、

幹生はそれで希望の職にも就けていたけど、結婚によって事情がいろいろ変わっていく中で諦めなきゃいけないことが増えてきて、もうそれが嫌で嫌で仕方なくなってしまって失踪したんだなぁということがよくわかりました。

僕も映画クソ野郎なので…。笑

理解できる幅が広がる素晴らしいロケーションでした。

元カノ役の方は全く見たことない方だったので誰なのかなとエンドロールで見てみたら歌手の大森靖子さんでしたね!笑

全然わからなかったです、あんな感じのお芝居ができるのですね。

そして、ここにきて1話目に出てきたレモン問題をまた持ってくる辺りとても憎い脚本だったと思いますし、それによって夫婦に避けられないほどの大きな亀裂が入ってしまう展開は非常に上手かったし苦しかったです。

最後はまさかの展開でしたね。

どうなっていっちゃうんだろう。

嫌だなぁ、みんな幸せになってほしいんだけどなぁ…。

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