『山田孝之のカンヌ映画祭』第7話山田孝之 覚醒する 感想/ネタバレ

あらすじ

フランスから戻った山田孝之と山下監督は芦田愛菜とともに、河瀬直美監督に会いに奈良にいた。そこで河瀬監督は山田に、「本当にカンヌに行きたいならまず私の作品に出演してみないか?」と誘い、山田は河瀬監督作品に出演することになるのだが…。

「ホンマにカンヌ行きたいんやったらまず私とやってみたら?」

という河瀨監督の言葉から始まる第7話。

っていうかもう7話なんですね!

楽しい時間は過ぎるのが早い…。

こうして河瀨監督の母校で撮影される短編に出演することになった山田孝之ですが、ここから物語は河瀨組の映画の作り方や演出方法に触れていくことになるのですがこれがまた非常に興味深い。

作り方としては脚本を重要視せずに4枚くらいの紙に書かれたものを基に演じていくみたいです。

その少ない情報の中から作り出さなきゃいけないのでとてもしんどかったとは山田孝之談。

「山田くんの視線の先にいらないもの いらない」

演出中に飛び出たこの言葉が非常に印象深かったです。

撮影終了後に河瀨監督、山田孝之、芦田愛菜ちゃんの3人で話している姿はまるでカウンセリングのようでした。

河瀨監督が役者に求めることは、

「めっちゃ親友になりたい」

そう思えるかどうかだと。

そうですよね、気持ちよくモノ作りが一緒に出来る人じゃないとですよね。

今回は学校の実景撮影がとても素晴らしかったり、

河瀨監督としゃべっている芦田愛菜ちゃんを河瀨監督の肩越しから映したショットや、座りながら待っているこれまた芦田愛菜ちゃんのショットが素晴らしく、なにかこの撮影を経て直接の出演者ではない芦田愛菜ちゃんまでもが成長した姿を映し出しているようでした。

短編撮影という現場に触発されるように画作りが変わってきたのも面白かったです。

そして横浜に戻ってきた山田孝之は、絵を元に映画を撮ろうと言い出す。

台詞なんかは決めなくてもその場所に行けば出てくると。

じゃああのプロットは何だったの?という山下監督の表情と、これまで数多くの映画を撮ってきたからこそ感じるイメージの共有の大変さ、このままだと収拾がつかなくなってしまうという危機察知からの

「これ、ぶっちゃけどう?」

という山下監督の言葉にはなにか明確な意思があったように感じました。

仲良しこよしだけでやっていけるわけではない、それが作品作りだと言わんばかりのラストシーンだったと思います。

プロットまで作り上げた上でここでの大きな方向転換は作品を揺るがしかねないことなのでここをどう決めるかは大きなターニングポイントになりそうな予感がしています。

次週も気になるー!

っていうかあの河瀨監督の短編見てぇ!!!笑

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク