『東京女子図鑑』第七話・豊洲編『ブルータス、お前もか』感想/ネタバレ

第七話・豊洲編『ブルータス、お前もか』

あらすじ

幸和との甘美な関係に自ら「別れ」を選択したにも関わらず、幸和のそっけない幕引きに納得できず鬱々とした時を過ごしている綾も、33歳。同期の友人たちがみんな母になっていた衝撃から、人生のゴールを「結婚」へとセットし、結婚相談所に登録する。そこで「まあ、悪くはない」夫・真人と出会い、銀座で一人前の女性として闊歩していた綾は、次なる場所として「豊洲」へ。全てが完璧な白馬の王子様なんていない。現実は妥協と自らへの説得で築かれてゆくものだ。そんな「悪くない日々」に身を委ねる綾だった。

大倉孝二さんとあっさり結婚しましたね。笑

最初のバーベキューのシーンで初めて横並びになったとき意外にも見た目的には結構しっくりくる夫婦なのではと思いました。

二人合わせた年収が1700万円。

豊洲のタワーマンションを持っている夫婦。

端から見ればうらやましいことこの上ないほどの生活水準を持った夫婦だと思います。

だけど、綾はこの台詞をなにか納得いっていないような妥協の末だというニュアンスで観客に伝えてきます。

そもそも結婚というのはこんなにあっさり決めるものではなく、

たとえ結婚相談所を経たとしても順序を重ねた上に存在するものだと思うのでこのあっさり具合はどうなんだと思わないでもないですが、

それがまたこの物語の主人公綾っぽい軽薄さを帯びているようでとても作風に合っている演出だと思いました。

(結婚相談所スタッフの言いぐさがそんなはっきり言う人いないだろと思いつつも的を射ていて痛快でした。笑)

そして渡辺真起子さん演じる上司が実は結婚していて、子供までいたことが明らかになりました。

案外仕事のできる上司というのはそちらの方も順調で、早くから結婚していたりするものなんですよね。

そう考えるとどうも綾の今までの行動がすべて後手後手に思えてならず、だからと言って今更覆すことができず、八方ふさがり感が立ち込めてくるのですが、それでもこれが幸せなんだと言い聞かせながら生き続けていく綾の生き方にはなんだか切なさすら感じられます。

東京に出てきたころ抱いていた憧れの生活には確かに近いところにいるのかもしれませんが、心がまったくついていっていない綾に幸せは訪れるのでしょうか?

そもそも今の彼女は幸せをなにと捉えているのか、それすらもあいまいな状況が続いているように感じられます。

そろそろ物語も終わりに近づいているとは思うのですがどういう方向性で決着をつけるのでしょうか?

どう転んでも本人が心の底から納得した結果と思える気はしませんが、どんな決着を見せてくれるのかとても楽しみです。

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