『東京女子図鑑』 第六話シンデレラストーリー

あらすじ
転職して1年。綾の上司・杏奈は仕事に対してとても厳しいが、綾は必死にくらいつき、毎日充実した日々を過ごしていた。ある日、おつかいものを買いに行った先で、以前立ち寄った呉服店の主人・幸和に出会う。大人の香り漂う幸和は既婚者だったが、甘美な大人の関係と、幸和から教わる一流の贅沢や、一流の女への階段を上っていくことに目がくらんでしまう綾。一流の女になることと、温かな家庭を築くこと。幸せはいったいどこにあるのか。綾の出す答えは。

女性にとっての幸せとはなんなのか。
そんな普遍的かつ終わりのない問答を巡る回でしたね。


かつての同僚が皆結婚し子供を産んでいる中自分1人だけ仕事と愛人との時間だけの日々。
あれほど忌み嫌っていたプロ彼女のように雑誌でインタビューを受けてそれを昔の同僚に自慢げに見せようとするも今や誰もそんなものには興味がなく、自分の子どもの写真をスマホで見せるのに夢中なのであった。


他人に触れることで自分を顧みて「今の自分は正しいのか、間違っていたんじゃないか」と考えることはとても大事なことだと思います。


歳を重ねるにつれて充実というものの方向性が変わっていき、結婚、出産、子育て、というような流れになっていくなかで、焦り今の自分にはその道はないのではないかと考えてします。
それでもいいと思える女性であったなら素直に応援できるのですが、その場の流れに流されてしまうのが本作の主人公、綾なのです。


修羅場も覚悟して告げた愛人への別れはあっさり受け入れられ、「見切りをつけるかっこいい私」を演じる隙を与えてもらえないままその関係は終わりを告げるのでした。
相手方は別に綾じゃなければダメなわけではなくて、他に女なんて掃いて捨てる程いるわけで、執着する必要なんて全くないですからね。


創作上の人でありながらこの主人公はとことん可哀想だなと思います。


最終的には幸せになってほしいなと思いつつ、この人が行きつく幸せを想像できないです…。笑
飛び切りの幸せにたどり着くことを願っています。
さて、来週はいよいよ結婚に向けて動き出すようであり、その相手としてタナダユキ監督作『ロマンス』で圧倒的にユーモラスな芝居で魅せてくれた大倉孝二さんが登場するみたいなので楽しみにしたいと思います。

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