第2作公開記念!『新宿スワン』感想/ネタバレ

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あらすじ
「ヤングマガジン」連載の和久井健による人気コミック「新宿スワン 歌舞伎町サバイバルバトル」を、「ヒミズ」「地獄でなぜ悪い」の鬼才・園子温監督が実写映画化。「そこのみにて光輝く」の綾野剛を主演に、山田孝之、沢尻エリカ、伊勢谷友介ら豪華キャストが共演し、新宿歌舞伎町で繰り広げられるスカウトマンたちの苛烈な争いを描いた。一文無しであてもなく歌舞伎町を彷徨っていた白鳥龍彦は、スカウト会社「バースト」幹部で謎に満ちた一流スカウトマンの真虎に助けられ、スカウトマンとしての道を歩み始める。裏社会に足を踏み入れた龍彦は、危険な思惑が交錯する世界を縦横無尽に駆け抜けていく。プロデューサーに「クローズ」シリーズを手がけた山本又一朗、脚本に人気放送作家の鈴木おさむ。
スタッフ
監督
園子温
原作
和久井健
脚本
水島力也
鈴木おさむ
プロデューサー
山本又一朗
キャスト
綾野剛
山田孝之
沢尻エリカ
伊勢谷友介
金子ノブアキ
製作年
2015年
製作国
日本
配給
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
上映時間
139分
映倫区分
PG12

第2作目が公開されたということで1作目について書いてみようと思います。

今作を初めて見た時の感想を率直に言えば、「これを園子温が監督する必要があったの…?」でした。

予告を見ても大衆向けの請負仕事として作られた映画ということが明らかだったのでとても不安だったのですがその不安をいい意味で裏切ってくれることは決してなく、豪華キャストであることだけの映画になってしまっていてとても残念に感じた記憶があります。

例えば『地獄でなぜ悪い』まではキャストがあからさまに豪華になったにも関わらず、自分の作風を曲げることなど一切せず突き進んだ結果にあのラストがあって本当に素晴らしい作品だったと思っているのですが、その姿は見る影もなく近年は酷い作品を量産してしまっています。

園子温オリジナル脚本でなおかつ新宿スワン級の規模で撮る機会を与えてほしいのですが、Ⅱも園子温脚本ではないのでとても不安です。

もし本来の園子温作品であれば「みんなエスパーだよ」にも出演している真野恵里菜をヒロインに迎えたいところだと思うのですが、それだとおそらく客に対する食いつきがないということで沢尻エリカにしていたり、
(ただこの役が夢見がちな役であるためにキャスティングとして致命的にハマっていない…。)

その代わりに作ったような真野恵里菜の役は取ってつけた感がハンパない役柄になってしまっている。

今作において唯一園子温らしくていいと言えるシーンは深水元基さんが丸高愛美さんの胸を揉みしだくシーンくらいでしょうか。
この時は丸高さんがセレッソ大阪所属のJリーガー柿谷曜一朗と結婚するとは夢にも思いませんでしたね。(どうでもいい文章。笑)
それと、役者陣で特に光っていたのは山田孝之さん。

彼はどんな作品においても的確に輝くことができる稀有な役者であることを常に証明し続けることができる方です。とても素晴らしい。

ただし、Ⅱには山田さんの役、秀吉は出れない状態ですのでその代わりを新キャラの浅野忠信さんが担ってくれると大いに楽しみにしております。

おしゃれイズムで好感度が急上昇した広瀬アリスさんもヒロインとしてどんな役回りを見せてくれるのかそちらも楽しみです。
1作目ヒットのご褒美としてより園子温節が冴え渡っている作品であるととても嬉しいのですが、恐らくそうはならないだろうなぁという不安も携えながら観に行ってみようと思います。

おすすめ度(新宿スワンⅠ)
☆6.5/10

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