これまでにないキャラクター設定 映画『ザコンサルタント』感想/ネタバレ

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あらすじ
「アルゴ」のベン・アフレックが、凄腕の殺し屋の顔を持つ謎の会計士を演じたサスペンスアクション。田舎町のしがない会計士クリスチャン・ウルフには、世界中の危険人物の裏帳簿を仕切り、年収10億円を稼ぎ出す命中率100%のスナイパーというもう一つの顔があった。そんなウルフにある日、大企業からの財務調査の依頼が舞い込んだ。ウルフは重大な不正を見つけるが、その依頼はなぜか一方的に打ち切られ、その日からウルフは何者かに命を狙われるようになる。アフレックが主人公ウルフを演じるほか、「マイレージ、マイライフ」のアナ・ケンドリック、「セッション」のJ・K・シモンズらが出演。監督は「ウォーリアー」「ジェーン」などを手がけたギャビン・オコナー。
スタッフ
監督
ギャビン・オコナー
製作
マーク・ウィリアムズ
リネット・ハウエル・テイラー
製作総指揮
ギャビン・オコナー
ジェイミー・パトリコフ
キャスト
ベン・アフレック
アナ・ケンドリック
J・K・シモンズ
ジョン・バーン
ジョン・リスゴー
原題
The Accountant
製作年
2016年
製作国
アメリカ
配給
ワーナー・ブラザース映画
上映時間
131分

『ドライヴ』『アジョシ』『アウトロー』『ジョンウィック』などなど近年多数作られている「舐めてた相手が実は殺人マシーンでした映画」が大好物な僕なので今回も意気揚々と観に行ってきました。

この監督の作品は『ウォーリアー』という作品が大変評判が良かったのですが、恥ずかしながら未見だったため今回初めて拝見してみてなるほど、噂に違わず実力を十分に感じさせてくれる仕上がりになっていました。
ベンアフレックも『アルゴ』以来久しぶりにザ・主演足る演技を見せてくれたような気がしてさすがだなと唸りました。(『バットマンVSスーパーマン』は未見…。)

舐めてた相手が実は殺人マシーンでした映画は先ほど言った通り無数に製作されているわけですが今作品において特異だった点の一つとして、ただ単に主人公が超人なわけではなくそうなるに至った経緯がしっかり描かれていることであり、もっと言ってしまうと主人公がある障害を持って生まれてくるという点であると感じました。

これはこのようなジャンル映画において今までになかったアプローチと言えます。
普通の人間だったらそうはならないけど彼だからこそそうなってしまうというズレ、
(それ故か人を殺めることに一切の戸惑いもない。)

障害を持っているという設定の分主人公の想いがよりピュアに感じられて、終盤の畳み掛けるような伏線回収が非常にグッときます。
アナケンドリックの決して美人とは言えないけどいそうな佇まいやJKシモンズのもはや存在だけで説得力を持たせるような存在感は物語の核として深みを与えてくれます。

でも、終盤でこれだけ伏線を回収してしまうと続編はないかもなぁという印象。
これだけ優れた作品なのだから続編も見たいような気もするけどこれで終わってもいいような気も…。

とにもかくにも良質なサスペンスアクションであることは保証しますので、ぜひご興味のある方はご覧ください!
おすすめ度
☆7.5/10

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