圧倒的な展開力『ドントブリーズ』感想/ネタバレ

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あらすじ

サム・ライミ製作、リメイク版「死霊のはらわた」のフェデ・アルバレス監督による、全米でスマッシュヒットを記録したショッキングスリラー。強盗を企てた若者3人が、裕福な盲目の老人の家に押し入ったことから、思いがけない恐怖に陥る様を描く。親元を離れ、街から逃げ出すための資金が必要なロッキーは、恋人のマニーと友人のアレックスとともに、地下に大金を隠し持っていると噂される盲目の老人の家に強盗に入る。しかし、その老人は目が見えないかわりに、どんな音も聴き逃さない超人的な聴覚をもち、さらには想像を絶する異常な本性を隠し持つ人物だった。暗闇に包まれた家の中で追い詰められたロッキーたちは、地下室にたどり着くが、そこで恐るべき光景を目の当たりにする。
スタッフ
監督
フェデ・アルバレス
製作
サム・ライミ
ロブ・タパート
フェデ・アルバレス
製作総指揮
ネイサン・カヘイン
キャスト
ジェーン・レビ
ディラン・ミネット
ダニエル・ゾバット
スティーブン・ラング
原題
Don’t Breathe
製作年
2016年
製作国
アメリカ
配給
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
上映時間
88分
映倫区分
PG12

一軒の家を舞台に展開する密室劇という最早やりつくされたとも言えるジャンルの中でここまで多様な展開を、

それも何度も繰り返すこの作品を見れたことは映画好きにとって最上の喜びでした。
ウルグアイの新人監督の高い水準の作品をこんな風に不意に目撃できてしまうという映画というメディアのワールドワイド感に素直に驚かされました。
予告を観ていた段階では老人と若者との暗闇での鬼ごっこみたいな感じかな?逆『ホームアローン』みたいなもんでしょ?

という生半可な印象を受けて観に行ってみたものの、

実際はそんな生易しいものではなく、描かれている世界観はとにかくエグイ。そんな印象でした。
もしかしたら昨年観た作品群の中で一番エグイのではというくらいにエグかったです。
どの辺がエグいのかはぜひ観て確認していただきたいのですが、

この作品において最も重要なのはこの老人の過去がほとんど描かれないということです。
分かっていることと言えばかつて兵役に出ていて失明していることと、

娘を交通事故で亡くしていること。
これだけ聞くと同情の余地がある老人であるかのように聞こえますが、

明らかにこの老人には倫理観というものが欠けているのです。

だからこそ怖い。
それでもきっと過去には人間らしい時代もあったはずで、それを想像すれば想像するほど怖い。
もうスルメ式に怖いのです。笑
さらに続編を匂わせるような形で終幕を迎え、

この怖さが途切れることはないのです。
個人的に続編にはそんなに興味はないですが、

もし同じ監督で作られるなら一応観てみようとは思っています。
ネタバレしてしまうと楽しさが半減してしまう作品ですので、

あまり情報を入れずに観ることをおすすめします。
なお、通常のホラー映画的な驚かせるような怖さはなく、

僕の近くに座っていた男性2人組曰く「最初の犬が一番びっくりした!」とのことです。

(盗み聞き)
なのでホラー映画が苦手な人もぜひトライしてみてください。
おすすめ度
☆8.5/10

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