第31回高崎映画祭

毎年日の当たりづらい作品群に賞を与えていることで有名な高崎映画祭の各賞が今年も発表になりました。
受賞作品は以下の通りです。
最優秀作品賞
『淵に立つ』
最優秀監督賞
森義隆『聖の青春』
中野量太『湯を沸かすほどの熱い愛』
最優秀主演女優賞
筒井真理子『淵に立つ』
宮沢りえ『湯を沸かすほどの熱い愛』
最優秀主演男優賞
三浦友和『葛城事件』
最優秀助演女優賞
りりィ『リップヴァンウィンクルの花嫁』
最優秀助演男優賞
斎藤工『団地』
最優秀新進女優賞
杉咲花『湯を沸かすほどの熱い愛』
最優秀新進男優賞
カトウシンスケ『ケンとカズ』
毎熊克哉『ケンとカズ』
最優秀新人女優賞
伊東蒼『湯を沸かすほどの熱い愛』
最優秀新人男優賞
吉澤太陽『海よりもまだ深く』
ホリゾント賞 
片渕須直(監督)『この世界の片隅に』
のん(主演)『この世界の片隅に』
新進監督グランプリ 
小路紘史『ケンとカズ』
個人的に今回特筆すべきは『淵に立つ』の最優秀作品賞、『聖の青春』森義隆監督の最優秀監督賞、りりィさんの最優秀助演女優賞でしょうか。
『淵に立つ』は2016年屈指の傑作であることは鑑賞した誰もが認めるところでありながら上映規模があまり大きな作品ではなかったために、おそらくどこの賞レースでもスルーされてしまいがちな作品なような気がしていました。
しかし高崎映画祭はそこをちゃんと評価し作品にさらなる価値を与えるべくこの賞を与えています。
その姿勢は称賛に値するものだと思います。
『聖の青春』内容や題材も一見地味な作品で見落としがちなのですが、2016年作品としてほとんどの映画祭が湯を沸かすほどの~に賞を与える中こちらとのダブル受賞にするあたりやはり見ているなと。
個人的に年間ベストにも入れている作品なので嬉しかったりします。笑
助演女優賞のりりィさんは昨年惜しくもこの世を去ってしまった名優です。
『リップヴァンウィンクルの花嫁』での存在感は並大抵のものではなくまさに怪物級だったと思います。
今回の受賞は過去の功績を加味しての受賞だと思われますが、リップヴァンが必見であることは間違いないでしょう。
その他の受賞結果も他の映画祭とは異なり独特なものとなっています。
気になった作品があればぜひ見てみることをおすすめします。

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