スタイリッシュなサメ映画『ロストバケーション』感想/ネタバレ

今回は『ロストバケーション』をご紹介します。
あらすじ
サーファーで医者のナンシーは、休暇で秘境のビーチにやって来た。時を忘れ、日が暮れるまでサーフィンを楽しんだナンシーは、海中で突然何かにアタックされ、足を負傷してしまう。なんとか近くの岩場にたどり着いたナンシーは、岩の周囲を旋回するどう猛で危険な存在が自分を狙っていることに気がつく。岩場から海岸までの距離はわずか200メートルだが、時間とともに潮が満ち、海面が上昇。足下の岩場が沈むまでの時間は、わずか100分しか残っていなかった。
スタッフ
監督
ジャウム・コレット=セラ
製作
リン・ハリス
マッティ・レシェム
製作総指揮
ダグ・メリフィールド
ジャウム・コレット=セラ
キャスト
ブレイク・ライブリー
原題
The Shallows
製作年
2016年
製作国
アメリカ
配給
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
上映時間
86分
映倫区分
PG12
テレビシリーズ「ゴシップガール」のブレイク・ライブリーが人食いサメと対峙するサーファーを演じるサバイバルアクション。監督は「フライト・ゲーム」「ラン・オールナイト」のジャウム・コレット=セラ。
さて、今回のロンバケならぬロスバケですが、これまで散々作り倒されてきたサメ映画というジャンルに対しスタイリッシュな手法で臨んだ挑戦作だと思いました。
ほとんど主人公のナンシーとサメしか出てこないある種の密室を描いた作品のためとてもチャレンジングな企画であるものの、冒頭からのスマートフォンを用いたスタイリッシュな映像演出でナンシーがおかれているバックボーンを説明になりすぎることなく小気味よく描いていく様は推進力がありとても良かったと思います。
これにより単純なサメ対人の構図になることなく人物感に広がりが生まれてとても見やすかったです。
しかし映像で見せきるにはやはり限界があり、中盤からややダレてきてしまう点と身を潜めていたサメが姿を現す終盤はスリリングではあるものの、サメのCG感がどうにも拭えず、惜しい作品になってしまっていた。
ただ、主演のブレイクライブリーは初めて拝見したのですが、ほとんど一人芝居に近い状況の難しい芝居を強いられていた中での熱演を見せており、彼女を観れただけでも収穫といえるのではないでしょうか。
個人的にはジャウム・コレット=セラ監督にはもっとビッグバジェットで『エスター』のような人間の怖さを描いた作品を撮ってほしいのですが…。
最近は技術的な手法にこだわりすぎてしまっているように感じられるのがもったいないです。
ここは1つ原点回帰してもらって、次作で更なる飛躍を遂げた姿が見られるのを楽しみにしています。
おすすめ度
☆7/10

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