『秒速5センチメートル』

今回は『君の名は。』で大ブレイクしている新海誠監督の初期作品『秒速5センチメートル』をご紹介します。
初期作品でありながらかなり完成度の高い作品だと思います。
少々中二病っぽいところはありますが、中二病で何が悪い!笑
あらすじ
互いに思いあっていた貴樹と明里は、小学校卒業と同時に明里の引越しで離ればなれになってしまう。中学生になり、明里からの手紙が届いたことをきっかけに、貴樹は明里に会いにいくことを決意する(第1話「桜花抄」)。やがて貴樹も中学の半ばで東京から引越し、遠く離れた鹿児島の離島で高校生生活を送っていた。同級生の花苗は、ほかの人とはどこか違う貴樹をずっと思い続けていたが……(第2話「コスモナウト」)。社会人になり、東京でSEとして働く貴樹。付き合った女性とも心を通わせることができず別れてしまい、やがて会社も辞めてしまう。季節がめぐり春が訪れると、貴樹は道端である女性に気づく(第3話「秒速5センチメートル」)。主題歌には山崎まさよしの「One more time, One more chance」を起用した。
監督
新海誠
キャスト(声の出演)
水橋研二、近藤好美、花村怜美、尾上綾華、水野理紗
製作年
2007年
製作国
日本
配給
コミックス・ウェーブ・フィルム
上映時間
63分

この作品は僕が初めて出会った新海誠作品でした。
映像美はこのとき、もうすでに完成していると思います。
細かいカット割りの絵がどこまでも美しく、いつまでも見ていたいと思う反面、見れば見るほど胸が苦しくなり、もうどうすればいいのか分からなくなります。笑
第1話の雪の景色、第2話の夏の風にそよぐ風景、第3話の大人びた都会がそれぞれ違った味わいを醸し出しています。
個人的には第2話コスモナウトの十分すぎるほどの青春なのに過去にとらわれてそれに気づくこともできない主人公と彼に恋する女の子の健気さが切なくて、とても好きです。
これは見た誰もが認めるところだと思いますが、終盤に流れる山崎まさよしさんの「One more time one more chance」と映像の相性がとてつもなく良くて、この曲ののために作られた映画と言っても過言ではないくらいにマッチングしているのですが、
その後作られた『言の葉の庭』や『君の名は。』でもそうであるようにおそらく新海さんはその手法でいくらでも作り続けることが出来るんだと思いますし、僕はこの手法が大好きなのでいつまででもこの手法で作り続けてください。よろしくおねがいします!笑
最後に、なぜ『君の名は。』がグッと来るのかというとこの作品のラストで選ばれた結末を自らの手で塗り替えた作品だからだと僕は思います。
そこにはとてつもなく大きな意義があって、その結末に向かって紡がれる明確な軸がある物語だからこそ、こんなにも多くの人々を魅了しているんだと思います。
この作品があったから『君の名は。』があったんだということを多くの方に知っていただける機会になることを強く願います。
おすすめ度
☆9.5/10

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